2010年8月24日火曜日

妊娠24週 日常の革命


7ヶ月目に入った。

安定期に入ってから、あっという間!

一日一日、しっかり楽しんで大切に過ごしてるのに、時間が経つのは早い。

先日、やっと!バスの中で、席を譲られた!!

デパートでもセキュリティーのおっちゃんが、重いドアをすかさず開けてくれた。

みんな優しいな~。


最近の変化は、食欲が前より増えたこと。

今まで、つわりもなくてずっと普通に食べてたけど、夕方と夜中にお腹がぐーっと鳴る。

一度に食べる量が少ないから?

甘いものがいつも食べたいので、りんごや桃、お菓子は砂糖なしのもの中心に、

マクロビケーキや蒸しパン作ったりして、できるだけ工夫してる。

なるべく陰陽のバランスも考えて。

妊娠してから、フルーツを欲して欲して、毎日12個は食べてるんだけど、

先日、今年出産した友達と話してたら、妊娠中、栄養士に「フルーツが足りない」と言われたらしい。

妊娠前は私もほとんど食べなかったフルーツは、きっと赤ちゃんが欲してるんだろうなー。

見ると買っちゃう。チョコレートよりも、水分たっぷりのフルーツが欲しいし、おいしい。

旦那さんに、私には「添加物が足りない」と笑われた。笑

確かに、日本ではできないくらいの添加物なし生活。


そしてまたやってきた満月は、いつも通り、体中がパンパン。

原因不明の下腹部痛に、膨れ上がる体。そしてまたお腹に発疹。夜も寝つけなかった。

お月さまが与えてくれるエネルギーをいっぱい感じて、

私たちは知らず知らずのうちに生命のリズムを作ってるんだ、きっと。

私よりももっと純粋で敏感な赤ちゃんは、もっともっと反応してるはず。

卵からお魚、両生類、爬虫類、哺乳類へと導いてくれる何かをきっと受け取ってる。

すごいな~。


ちょっと前から、赤ちゃんの洋服などを準備し始める。

きっかけは、性別が分かってからの セールの残り物探しで、ちょっと楽しくなった。笑

Petit Bateauでセールの残り物の春夏ものや、

Les Nouveau Robinson、オーガニックの肌着などをちょこっと調達。

それと、楽しみの布おむつを下見。

ふむふむ、わざわざ日本から取り寄せなくても、ヨーロッパ製の質のいいものがあるある!

あと、18区にある蚤の市みたいな店"SAMPA"で、

Petit Bateauのタグなしアウトレット(新品)を全て1ユーロでゲット!

お腹がでてきて、これから冬に向けて、自分の着るものが全然ないのに、

自分の洋服探しより楽しい~。

でも、本当に女の子でしょうね...


なんだか、精神的にも肉体的にも、この体も心も、自分自身より、

赤ちゃんのために占められてる部分が ますます多くなってきた。

私も旦那さんも、今までの人生で初めての勉強であり、うんと成長する時期。

毎日、私たちの作りあげた小さな生命、大きな存在に、育てられてる。

本当に、妊娠・出産って、日常生活の革命だ。


2010年8月20日金曜日

赤ちゃんとビタミンK


先日、メインブログで、「ホメオパシーでのトラブルで乳児死亡」の
ニュースについて触れた、
健康の選択』という記事を書いたけど、未だに考えてしまう。

『山口新生児ビタミンK欠乏症出血死亡事故』(Wikipedia)
 ホメオパシー治療で新生児が死亡したとされる事故。
 厚生労働省は、ビタミンKの欠乏に陥りやすい新生児には出生直後1ヶ月以内に
 計3回のビタミンKを経口投与するよう指針で促しているにも関わらず、
 ホメオパシー団体に所属する助産師がビタミンKの代わりに「ビタミンKのレメディ」なるものを
 投与し、新生児はビタミンK欠乏症出血症で生後2ヶ月で死亡した。
 母子手帳には「ビタミンK投与」と偽って記載したために健診で医師も気づかなかった。

"そもそも、これは、「ホメオパシーが効かないから(死亡した)」と見せかけているけど、

一番の問題は、この「助産師さんが母親に説明してなかったこと」じゃないでしょうか。

母親はホメオパシーを与えられていたことを知らなかったのです。

乳児にビタミンKを飲ませなくてはいけなくなった現代の健康状態自体、おかしいと思うのです。

飲ませないといけないのは、母親の母乳に足りてないから。

妊娠中にバランスのいい食生活をしていたら、

昔の人のように、無理に摂取しなくても大丈夫なはずです。

まず乳児へのビタミンが足りないこと自体が、母親の責任なんじゃないでしょうか。"


と綴ったのだけど、私もこれから母乳で育てる身。
私の出産する産院は、パリでも自然派なので、次回、担当の助産婦さんに聞いてみようと思う。
やはり赤ちゃんには、できる限りビタミンもたっぷりの母乳をあげたいので、いろいろ調べてみた。
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赤ちゃんとビタミンK

1 新生児は体内にビタミンKの備蓄が少ない
ビタミンKは、血液を固めて傷口を防ぐ凝固因子をつくるのに必要なビタミンです。
不足すると赤ちゃんに出血がおこりやすくなります。

・生まれたての赤ちゃんはビタミンK不足をおこすことがある。
 生まれたばかりの赤ちゃんは、もともと体内にビタミンKの蓄えが少ないのです。
 そのうえ、腸内細菌叢が十分かたちづくられていないので、腸内細菌によるビタミンK2の供給も期待できません。
 また、ビタミンKを吸収する能力も低いのです。そのため、出生直後に乳を飲む量が少なかったり、
 母乳中にビタミンKの含有量が少なかったりすると、ビタミンK不足になりやすいわけです。

2 母乳で育てるときに注意したいこと
赤ちゃんがビタミンK不足になると、とくに困るのは頭蓋内(脳内)出血をおこすことがあることです。
この病気は、生後1か月ころにおこりやすい重い病気で、乳児ビタミンK欠乏性出血症と呼ばれています。
この病気は、人工栄養児よりも母乳で育てられた赤ちゃんに多くみられていました。
これは、母乳中にビタミンKが不足がちのことが多いことが関係していると考えられています。
しかし、適切な時期に赤ちゃんにビタミンKを補給すればその大部分は予防できます。
ビタミンKの服用については、医師の説明をよく聞いてください。

・妊娠中からバランスのよい食事を十分にとることが大切
 母乳は赤ちゃんにとって、いちばんよい栄養です。
 母親が健康で母乳が十分に出ていれば、生後5か月ごろまでは母乳だけでじょうぶに育ちます。
 ビタミンKを多く含む食品をあまり食べていない母親では、母乳中のビタミンK含有量が少なくなるといわれています。
 ビタミンKは、緑色野菜、海藻、納豆、チーズその他、多種多様な食品に含まれますので、
 妊娠中からバランスのとれた食事を十分にとることが大切です。
 このような配慮をすれば、赤ちゃんを育てるうえでの心配はいりません。

ビタミンKを上手にとる

1 食品中のビタミンK含有量

ビタミンKにはK1とK2の2種類があり、ビタミンKは、ほうれんそうなど緑色の濃い野菜に多く含まれています。
わかめ、ひじきなどの海藻類や、植物油なども、ビタミンK1の供給源となります。
ビタミンK2は、微生物により産生されるものなので、ビタミンK2を含む食品の数はそうたくさんありません。
細菌を利用して発酵させる納豆やチーズなどの発酵食品と、一部の乳製品などに含まれています。
特にビタミンK2の含有量が多いのは納豆ですが、これは発酵に用いる納豆菌がビタミンK2を産生する力が強いためです。
ビタミンKをとるためには、発酵食品と緑葉野菜を上手に利用する必要があります。

2 ビタミンK2と腸内細菌
腸内には多種多様の細菌がすみついています。これらの腸内細菌は、私たちの体内でビタミンK2をつくります。
腸内細菌の種類や数は、年齢により、また同じ人でもその人の食生活や健康状態によっても変化します。
したがって、腸内細菌によってどの程度のビタミンK2がつくりだされ、それがどの程度利用されているかは、いちがいにいえません。
離乳期以後の人では、1日に1〜1.5mg(1000〜1500μg)が供給されているともいわれますが、
吸収率(利用率)などくわしいことは不明です。

3 ビタミンKの吸収
食品として摂取したビタミンKは、脂溶性ビタミンなので、その消化・吸収はほかの脂質と一緒に行われ、
脂肪に溶けたかたちで小腸から吸収されます。吸収されたビタミンKは肝臓に運ばれたのち、体内の組織へと運ばれていきます。
腸管からの吸収率は、食物中に含まれる脂肪の量とか、その人のからだの状態などによって大きく影響されるといわれています。
一方、大腸内で腸内細菌によってつくられたビタミンK2については、そのまま大腸から吸収されるようです。
しかし、それがどのくらい吸収され利用されるかは、よくわかっていません。

4 ビタミンKの必要量
現在、ビタミンKの栄養所要量が定められているのは、米国とソ連だけです。
米国のビタミンK栄養所要量は、必要量の半分を食事から摂取し、
あと半分は体内で腸内細菌がつくるものを利用するという考え方で計算されています。
また、すべてを食事から摂取することも考慮にいれて、所要量に幅をもたせ、成人1人1日当たり、70〜140μgとしています。
わが国では所要量は定められていませんが、必要量は成人でほぼ1日当たり100μg程度を目安にすればよいと考えられています。

おわりに
通常は、離乳期以後の人では、ビタミンKの必要量は、食事からの摂取と、
腸内細菌の合成したものを直接吸収することによって満たされていますので、欠乏症はほとんどみられません。
しかし、最近、骨粗鬆症をおこしている老人では、血液中のビタミンKが少なくなっていることがわかりました。
また、ビタミンKを与えると骨の強度が回復することも知られてきました。
老人になると骨がもろくなりやすいので、ビタミンKの多い食品を食べることを心がけたいものです。
問題になっている新生児・乳児のビタミンK欠乏性出血症も、予防対策が進み、最近では激減の傾向にあります。
母乳栄養児に比較的多く発生するからといって、いたずらに母乳哺育に不安をいだくことは賢明ではないでしょう。
ふだんから、また妊娠・授乳中は特に気をつけて、納豆などビタミンKを多く含む食品を食べるようにしましょう。

『参考記事』→ ビタミンKをかんがえる

2010年8月19日木曜日

妊娠23週 ふたりごと


ひとりごとが、多くなった。

家の中でも、道歩いてても、どこでもぶつぶつ、お腹に話しかけてる。

「もうすぐおうちだからねー」とか「お父さん遅いねー」とか。

だから、店員さんや他人にも、自然に質問したり、世間話したりするようになった。

だから、いつもニコニコしてる。

いいなあ、この精神状態。

でも、これは赤ちゃんがお腹にいるから起こることだから、"ふたりごと"だ。

先日友人に「胎教って全然意味ないらしいよ。でもお母さんの声は振動で伝わるんだって。」

と聞いて、旦那さんはガックリしてたけど、私の声しか伝わらないんだと思うと、

そのぶん、たくさんいろんなこと、教えてあげようと思った。


そして気がついたら、もうどっから見ても立派な妊婦さん。

胸とお腹がぽーーんと出て、ふわふわでべそがかわいい。

たぬきのお母さんみたい。

なぜか減る一方だった体重も、やっと2kgぐらい増え始めた。

久しぶりの産院での検診でも、

「(初期はいろいろあったけど)ゆい、ものすごく順調だよ!!」と言われて、ああ、よかった。

すごいな、赤ちゃんの生命力。

頻繁にお腹が張って心配だったけど、これでちょっと安心!


先週、新月をピークに体調を崩し、お腹に発疹ができたと書いたけど、

その後、発疹をよく観察すると、お腹の内側から浮き出てきたように、赤ーく斑点になってて、

ブツブツもなく、これはちょっと担当の助産婦さんに電話すべきか?と思うくらいになった。

妊娠中の皮膚発疹は、胎児の毒を出すためというけど...

その夜、暑くもないし、ホメオパシーを摂ったわけでもないのに、

大量の汗をびっしょりかいた。パジャマを全部着替えるほど。

そして翌朝には、発疹はスーッとひいてた。

すごい、解毒だったんだ!

赤ちゃんが、ぎゅーーっっと、いらないものを押し上げてお腹の外に出してくれたかんじ。

ここ何日か、お腹(腸)の活動もいつにも増してよかったし、食事もきちんと正してた。

なんか、旅の疲れやらなんかがどっと出ていったな、と思った。

なんの手も借りないで、自らの力で解毒できたとこが すごく嬉しかった。


そう、ちょうど1年前の今日、2度目のお別れをした日。新月の前日だった。

病院にいた日。ものすごく、つらかった日。

でも1年後はこうやって、すくすく育って、今日、無事7ヶ月目を迎える。

私の体をきれいにして、もっともっと強くなって、戻ってきてくれたんだね。

本当に、ありがとう。


2010年8月14日土曜日

ホメオパシーガイドブック『妊娠と出産』より 


ホメオパシージャパン学長である由井寅子さんの『母子別棟』の記事

「母親と生まれたばかりの赤ちゃんは、出産直後からの約1時間、
 さまざまなホルモンを分泌し、それを介してすべての哺乳類がするような絆づくりをするんですね。
 母親からは愛情のホルモンであるオキシトシンが分泌され、また母子は同時に
 エンドルフィンという欲望が満たされて、心地よくなるホルモンで互いに幸せを分かち合います。

 オキシトシンというホルモンですが、愛情やそれに伴う行動に影響を及ぼすだけでなく、
 陣痛の際の子宮の収縮、母乳を出すための胸の筋肉の収縮、
 また男性の射精とも関わりがあるといわれています。

 この絆の形成は、先ほどもいいましたように、産後1時間の間に分泌される、
 こういったホルモンが発生している最中に行うことがとても重要なのです。
 ですから、早産や未熟児で生まれ、子どもが保育器などに入れられてしまった場合は、
 この絆づくりを十分に行うことができないということが考えられます。

 昨今、親子の絆が薄いとか、母親が子どもを虐待するなどというのは、
 この絆づくりのプロセスがきちんとなされなかったということに深く関わりがあるのではないでしょうか。
 オキシトシンは緊張があると出てきませんので、常にゆったりとして生きることを心がけて
 アドレナリンを出さないことです。」


ホメオパシーガイドブック『バース(出産)』より 2


メインブログの記事"健康の選択"に綴った、由井寅子さんの文章です。

「仏陀は「この子が3ヶ月で生きて死ぬと決めたものを、
親のお前がなぜなく必要がある」と言います。
 その子が決めているんです、自分の人生を。
 親だからといって、あなた方がすべての責任を担ぐ必要はない。

 インドというところは"死ぬことも生命の始まりなり"という哲学が通るところだ。
 ガンジス川に死体を返して、もう一度生まれかわるということがインドでは通じるんですよ。
 日本も仏教国だから通じているはずなんですよ。

 ところが流産した人たちから、「あなた方がレメディーの選択を間違えたくせに」
 「レメディーでは私の子どもの流産を止められなかったくせに」とか言われるときもあるんですよ。
 だから最初に私は、このレメディーはあなたの出血を止めるレメディーでもあり、流すレメディーだ。
 この胎児は奇形ならば流れるわけだ。
 これは本当にレメディーと胎児が相談して決めているからねと言うの。
 それが自然の摂理なんですよ。
 それを言うとすごい怖がって一足飛びに逃げる人間もいる。
 これは第三の目が開いていないからだ。
 どうして死ぬことに対して泣いてわめくか。
 誕生することに対しては手を叩いて喜ぶんだけど。
 がんで点滴を打ちながら、カテーテルを入れながら、
 チューブをいっぱい付けて苦悶しながら生きなきゃいけない。
 死なない限り、何をしても許される、そういう学問はちょっと間違っているんじゃないか、ということだ。
 畳の上で死のうと思ったら、今はえらいことになる。

 どこでもぽっくり死ぬもんだよ、人は。
 しょうがないじゃないか、そしてまた、肉体という新しい上着、乗り物を貰って生まれてくるんだろ。
 ぼろぼろになった体は、もう治せない場合は死んだ方がいい場合もある。
 これは自然の摂理だから止められない。
 それで人口誘発剤とかそういうもので子どもを産んで、それでいいのということ。

 人の生死というのは、あなたの範疇から飛び出たところにあるんだ。」


ホメオパシーガイドブック『バース(出産)』より 1


ご本人自身が帝王切開で出産した、ホメオパシージャパンの由井寅子さんの講演より。

「出産のときには脳内モルヒネが出るようになっているのよ。
 スイッチが押されるようになっているのよ。
 それで産むというのは、中から外に出るのは絶頂、快楽です。
 だからあんな声が出ているのに、あの声を、生むのが痛いから出てるんだと思うんですよ。
 そういう意識を変えていかなければならない。

 帝王切開や無痛分娩で生まれた子供は、将来的にとても無責任な子供なりやすい。
 それで愛情が分からないような子供になりやすい。
 どうしてお母さんから生まれてきたのか分からない。
 手に手を取った出産というものを経験してないから、
 本当に愛情をかけても親を恨むばかりです。

 でもね、帝王切開で生まれても無痛分娩で生まれても、
 母の愛が響くように修正する期間があるわけですよ。それがお乳だ。
 この愛情が分からない無責任な子供たちを、愛情が分かる子供たちにするには、
 お乳をあげなければいけない。
 いくらあなたがいっぱい薬を摂った、水銀を摂った、ダイオキシンがあるといっても、
 お乳に勝るものはないよ。
 それを牛の乳に代えてしまうのは本当によくないですよ。
 毒乳でもいいからあげてよ。どうせ毒乳なんだもの、いいもの食べてないんだからさ。
 だから最初、子供は下痢するのよ。なぜ子供は下痢をするの?
 あなたの乳の質が悪いからだ。よく吐くのよ。
 でもこれは赤ちゃんに飲ませ、出してもらわなければいけない。
 それであなたの乳はきれいになっていくんだわ。
 それで、こうやって(赤ちゃんを抱いて目を見る格好)見つめながら飲ませる。

 脳内モルヒネのスイッチを押された方々というのは、一足飛びに慈悲心まで行けるんだよ。
 普通、女の人は一足飛びに浄化する方法がある。
 それが出産であり、子供を育てることだ。
 本当に大事な仕事です。
 だからあなた方は生きながらにして神様になっているんだ。」



2010年8月12日木曜日

妊娠22週 母と娘


新月の日、今までで一番つらかった。
お腹は常に張るし、めまいはするし、腰から背中も痛むし、
子宮の左右(円靭帯)がものすごく痛んだ。
そして赤ちゃんがとにかく落ちつきがなくて、動いて痛むから、もうへとへと。
翌日、鏡を見たら、お腹に発疹ができてた。なんか解毒したのかな?
そういえば、先月の新月の日も、同じ発疹がでてた...

母が日本から来て、電車で4時間、ブルターニュ地方へ小旅行
ハードスケジュールの中で来た母が体調を崩し、心配だったのと、
モンサンミッシェル観光の階段がきつかったのと、野道が楽しくて歩き回ったのと、
慣れない食生活などが いろいろ重なって、パリに帰って体調が悪くなった。
歩けないくらいひどい腰痛とお腹の張り。
1時間に何度もお腹がカチカチになって、痛んだ。
ぷくーっと膨らんで怒ってるみたいに。
腰痛に、以前一発で効いたホメオパシーのバースキットのKali-carbを摂ったら、
疲れが出たのか、涙がボロボロ出て感情的になり、気づいたら治ってた。すっきり。またまた大ヒット。
お腹の張りにはBellis-pernnisやArnicaを摂って安静にしてたら引いていった。
そんなときも 赤ちゃんの元気な胎動をぼこぼこ感じるから、安心できた。

旅行中、お腹の調子が悪かった母のお腹に手を当てる、私。
その私のお腹の中で、赤ちゃんが動いてる。なんだか不思議な気持ちだった。
母のお腹にいた私。
そのお腹に手を当てる私。
その私のお腹にいる赤ちゃん。
母と、娘と、その娘。

母に、私がお腹にいるときの話をたくさん聞いた。
あまり動かず大人しかったこと、原因不明の腹痛で入院したこと、
出産予定日に車を運転してたこと、出産後はウィスキー片手に母乳を与えてたこと...
私もいつか、こうやって娘に話すんだろうな。

そして今日は母の誕生日。
母がこの世に誕生した日。
すっかり"でべそ"になった私のお腹を見ながら、
不思議な奇跡の繋がりを感じた。

2010年8月5日木曜日

妊娠21週 25cmの女の子


とうとう、分かってしまったー。

流産診断を蹴飛ばして、大出血の中、すごい生命力で私の体にしがみついて、
突き出るようにして膨らんでいったお腹をつくり、
14週という早さで胎動、毎日激しいキックとパンチの中、
もちろん、会う人会う人に「男の子だ!」と言われ続けた、お腹の子。
てっきり、アニメ"ONE PIECEの主人公ルフィー"か、
"あばれはっちゃく"みたいな、わんぱく坊主が生まれてくるのかと思ってた。

でも、それと裏腹に、旦那さんが女の子が生まれる夢を2回も見るし、
人からいただくお下がりやプレゼントが、不思議と全部女の子用だったり...
(同じく男の子だと思ってたミナコちゃんとこも、ご主人が同じ夢を2回見て、女の子だった!)
やたら最近、旦那さんが「女の子な気がする」と感じていたのは、やはり当たってた。
また、出た。男の直感。
なんか、私のお腹にいるのに、さすが、旦那さんとのほうが深く繋がってる気がする。
この子が訴えかけることを、すべて彼がキャッチしてるかんじ。
目に見えない不思議な力。

ドキドキしながら受けたエコー。
「この子は、女の子だね。100%。間違いない。」と、淡々とドクターに言われ、
二人で吹き出してしまった。
こんなに元気な女の子ー!!!
どうしよう、全然落ちつきがない!
エコー中も、「動き過ぎて写真撮れないよ〜」と何度言われたか。笑
ああ、私たちがもう4ヶ月も「べべどん」と呼んでいた子は、女の子だった。
その日から、急いで「ベベこ」に変更。
へー そっか〜。おもしろいな。
元気で健康なら、どっちでもいいんだよ、とにかく問題なしでよかった!
身長は、すでに25cm。
ますますすくすく育つんだよ〜。
しかし、よく動くなぁ...落ちつきがない。ほんとに女の子?


横顔。なんか以前よりプクーっとしてきた。

美しい背骨。小魚みたい。

あんよ。

ドクターが「かわいい!」と言って、プリントしてくれた、鼻と口のアップ。笑
アヒルじゃん。