ホメオパシージャパン学長である由井寅子さんの『母子別棟』の記事
さまざまなホルモンを分泌し、それを介してすべての哺乳類がするような絆づくりをするんですね。
母親からは愛情のホルモンであるオキシトシンが分泌され、また母子は同時に
エンドルフィンという欲望が満たされて、心地よくなるホルモンで互いに幸せを分かち合います。
オキシトシンというホルモンですが、愛情やそれに伴う行動に影響を及ぼすだけでなく、
陣痛の際の子宮の収縮、母乳を出すための胸の筋肉の収縮、
また男性の射精とも関わりがあるといわれています。
この絆の形成は、先ほどもいいましたように、産後1時間の間に分泌される、
こういったホルモンが発生している最中に行うことがとても重要なのです。
ですから、早産や未熟児で生まれ、子どもが保育器などに入れられてしまった場合は、
この絆づくりを十分に行うことができないということが考えられます。
昨今、親子の絆が薄いとか、母親が子どもを虐待するなどというのは、
この絆づくりのプロセスがきちんとなされなかったということに深く関わりがあるのではないでしょうか。
オキシトシンは緊張があると出てきませんので、常にゆったりとして生きることを心がけて
アドレナリンを出さないことです。」
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