2010年5月26日水曜日

妊娠11週 白い鯉の夢


11週目になった日の明け方、白い鯉の夢を見た。
私と旦那さんが寝てる部屋の上に 白い鯉が数匹ふわふわ泳いでて、
水族館みたいで、気持ちがよかった。
鯉の夢って、妊娠の暗示らしい。ぴったり。
しかも、男の子が産まれることが多いらしい。へぇ〜。

食欲がすごい。
特に甘いもの。イチゴかフランボワーズのタルトが どうしても食べたいけど、
我慢して、ジャムのクッキーや パンにチョコペースト塗ったり。
食事も、普通に何でも食べれる。
でも、毎食必ず 海苔を食べたり、胡麻や煮干し、わかめを食べたりしてる。
先輩ママのアドバイスで、マグネシウムとカルシウムが豊富なミネラルウォーター、
"Hépar"を毎日飲むことにした。ペットボトル買うのが嫌だけど...
そのせいか、便秘もすっかり治った。

今週は、毎日外出した。
買い物だったり、ピクニックだったり、夕飯にお呼ばれにも行った。
でも長時間立ってると、お腹がツーンと痛くなってくる。
子宮とか腸の表面が痛いかんじ。でもちょっと横になれば すぐ治る。
出血は一度もなし!プロゲステロン剤のせいかな。

今週から、親しい友人に報告を始めた。
でも出産後の話とかするたびに、少しまだ怖くなる。
確実じゃない未来のこと、今までにも何度か夢見て辛かったから...
未来のことより、"今"の喜びをしっかり噛み締めよう、と思う。
手帳にも、◯週目って 当日になるまで書かないことにしてる。

なんか涙もろくなった。
映画見てても、音楽聞いても 涙が出てくる。
そういえば、お酒を飲まなくなってから、ますます優しくなった気がする。
何年も前にタバコやめたときも同じだった。
どんどん自然体に、なっていくんだな。

2010年5月19日水曜日

妊娠10週 3cmの赤ちゃん


10週目に入った日、検診へ。
エコーでは、3cmの赤ちゃんがいた。
大きい頭と胴体が別れて、手足がすでにできていて、うにゃうにゃ動いてた。
感動。
血腫もだいぶ小さくなったから、無理しない程度の外出許可も出た!
出血を止めるために、微量のプロゲステロン剤を3週間摂ることになった。
一種のホルモン剤なので抵抗はあったけど、しょうがない。
自然派産院の医師の診断なので 信用することにした。

私の出血の原因は、絨毛膜化出血というもので、
胎盤をつくる際に、子宮壁から 一部がはがれることによって起こるものらしい。
調べると、日本だったら 診断されると同時に即入院、になるみたいだけど、
さすがベビーブームのフランスでは、せいぜい自宅安静。先生によっては動いても大丈夫とも言われた。
でも、これが普通なんだと思う。妊娠は病気じゃないんだから。
日本とフランスの医療の違いを知ると、なんか日本は過保護で、ビジネスの匂いがぷんぷんする。
だって超音波検査も、フランスじゃ通常、最低たったの3回。
日本って もちろん個人差はあっても、標準は15回くらいで、30回くらいする人もいるって驚いた。
心配なのは分かるけど...赤ちゃんに対する信頼感が失われそう。
赤ちゃんの姿が見れるのは嬉しいけど。

それにしても3週間の自宅安静は、辛かった...
ほとんど寝たきりだったから、足腰がバカになってて うまく歩けない。
少しずつ外にでてランチしたり、友達とお茶したり。
仕事も普通にできるようになった。
お腹がほんの少しぽっこりしてきた。

そして すごい便秘。
つわりがなく、しかもよく食べるから その分つらい。

私は超音波検査をしたあと、精神的にか体にストレスになるのか、腹痛や体調を崩すことが多い。
今回のエコーの前にエミコさんから、「エコーの日の前後に"わかめ"をたくさん食べるといいよ」と聞き、
その通り わかめをもりもり食べて、超音波にいいレメディCocculusも摂っていったら、
なんと いつもの症状が全くなかった!すごいなぁ〜。

2010年5月15日土曜日

ホメオパシー 36バースキット


妊娠発覚後、すぐに注文した 『ホメオパシージャパン 36バースキット』。
由井寅子さんの本『ホメオパシー的 妊娠と出産』も同時に買ったけど、
レメディの説明が簡潔でないので、ネットで探してもなかなか分かりやすくまとめてあるものがない。
ネットで拾ったマテリア・メディカをまとめたものを、リストアップします。保存版!

Arnica 200c
●出血、うっ血のNo.1 ●子宮や節々の痛み ●妊娠中の全身の痛み ●吐き気と嘔吐 ●微弱陣痛 
●難産による出血がとまらない ●早産 ●帝王切開 ●かん子分娩 ●激しい後陣痛 ●産じゅく熱 ●授乳による乳首の損傷

Bellis-perennis 200c
●妊娠中の坐骨神経痛 ●深い組織の損傷 ●帝王切開、かん子分娩 ●打撲したような子宮の痛み
●出産前の不眠 ●産後の肥立ちが悪い ●産後の子宮の痛み、子宮の下垂 ●陣痛を促進させる

Calendula 200c
●帝王切開、会陰切開 ●会陰の痛み ●化膿、感染予防 ●出血、激しい痛み、陣痛からの消耗 ●乳腺のつまり

Carbolic-acid. 200c 
●全身衰弱、元気がない ●吐き気が止まらない ●子宮の転位 ●妊娠中のむかつき、吐き気、嘔吐
●妊娠中の強烈な前頭部の頭痛を伴う嘔吐 ●悪臭のある分泌物を伴う出産熱 ●胎毒をだす

Carbo-veg. 200c
●蘇生のレメディー 生まれたてで息をしていない赤ちゃん ●生気がなくぐったりしている赤ちゃん
●羊水のにごり ●呼吸困難 ●酸欠状態 ●お腹が大きすぎて酸欠になった妊婦 ●血栓

Caulophyllum 200c
●陣痛第1期を促進するレメディー ●陣痛が周期的に来ない ●陣痛が強すぎる ●子宮の機能障害
●妊娠中、分娩時、授乳期の疾患 ●寝込むほどの生理痛 ●リウマチ痛、神経痛

Chamomilla 200c
●怒り、かんしゃく ●痛みのあまり「もう死にたい!」状態、痛みからの絶望 ●妊娠中の頭痛
●分娩時の子宮頚部のこわばり ●分娩時の疲労は激痛を伴う ●不機嫌で興奮しやすい

Cicuta 200c
●子癇の痙攣発作 ●痙攣やひきつけ ●ムチウチ ●斜頸 ●抱くと反り返って泣く赤ちゃん 
●墜落出産によるてんかん、斜頸 ●斜視

Cimicifuga 200c
●前の悪い出産の体験が癒えていない ●収縮すると子宮下部で鋭い痙攣性の痛みがある
●収縮場所が次ぎつきと変わる ●難産の恐怖 ●出産中のブルブル震える寒気
●出産中の落ち込み、憂鬱 ●産後の集中的な鼠径部の痛み

Cocculus 200c
●不眠と吐き気 ●分娩時の吐き気 ●昼夜逆転 ●時差ぼけ ●不眠の結果のけいれん ●超音波の害
●脊椎の麻痺、衰弱、神経背の病気

Erigeron 200c
●流産 ●前置胎盤 ●大量出血 ●胎盤剥離の出血 ●出血する痔 ●酷い落ち込み ●左卵巣と股関節の痛み

Hypericum 200c
●神経を痛めた時のNo.1レメディー ●異常な神経の痛み
●産後に必要なレメディー(特に脊椎麻酔、帝王切開、かん子分娩、会陰切開など)
●尾てい骨を強打 ●脊椎麻酔による腰痛 ●術後の抑うつ状態

Ipecac 200c
●激しい吐き気と鮮血の出血レメディー ●分娩時の痛み、激しい吐き気、出産時に鮮血が出るとき
●胎盤剥離がすすまない ●赤ちゃんの草色の下痢 ●赤ちゃんの咳の発作による体の硬直

Kali-carb. 200c
●妊娠、出産中の腰痛 ●坐骨神経痛のNo.1レメディー ●腰からでん部に走るしつこい痛み
●胎児が後ろ向きになって出て来るとき、子宮頚部で止まっている
●妊娠中の睡眠時のこむらがえり ●流産以降の腰痛 ●大事にして欲しくて家族にあたる

Kali-phos. 200c
●疲労困憊時、育児疲れ、授乳中の疲労 ●際立った症状がない分娩に有効 ●出産の収縮の間に
●エネルギーが低いとき ●貧血 ●陣痛の緩和 ●神経性の頭痛

Laurocerasus 200c
●新生児仮死、死んだような状態、反応の欠如 ●呼吸の停止とチアノーゼ ●突然の衰弱、神経衰弱
●恐怖による影響 ●アナフィラキシーショック ●胎便吸引症候群 ●心臓、肺、肝臓をカバー

Lac-humanum 200c
●母子の絆に気付くレメディー ●別離と見捨てられる事による疾患 ●母親から真に愛されなかった人
●摂食障害 ●中毒 ●乳腺疾患 ●ホルモンバランスが悪い ●生みたくなかったお産

Nat-sulph. 200c
●頭の怪我と水分代謝のレメディー
●出産の際、新生児の頭に出来た血腫や頭の怪我(かん子、吸引、頭への圧迫から)
●新生児黄疸 ●妊娠中の足のむくみ ●常に吐きたい、苦い味のつわり

Nux-vomica 200c
●妊娠中の便秘に ●下痢と便秘は交互に起こる ●痔は内痔核で腫れて、うっ血し痛みが酷い。排便時に鮮血
●不眠、精神の緊張 ●赤ちゃんの黄疸 ●早朝に悪化 ●妊娠中の吐き気を伴う頭痛

Oxygen 200c
●窒息しそうな人 ●喘息発作のサポート ●排ガスの害 ●添加物、着色料、農薬の害
●痛い口内炎 ●鼓腸 ●ホメオパシー版酸素吸入器

Phytolacca 200c
●乳首の炎症、ひび割れ ●乳が出なくて石のように硬く重く腫れる ●激しい乳房の痛み、放射状に広がる

Pulsatilla 200c
●乳首の周りや肩、腕まで波打つようにいたい ●乳腺炎、乳房の膿瘍 ●産後の乳房のレメディー

Quebracho 200c
●細胞の酸素不足 ●心臓の問題 ●喘息 ●呼吸困難 ●心臓性喘息

Sabina 200c
●妊娠3ヶ月における習慣性流産 ●繊維平滑筋腫(=子宮筋腫)の出血 ●更年期のほてり、動機、イライラ
●前にかがむ事が出来ない生理痛 ●コンジローム急性淋病のカリフラワー状の増殖物 ●子宮内膜症の出血
●胎盤が出ない ●奇胎、死んだ胎児を出す ●静脈瘤や痔

Sepia 200c
●女性ホルモンの変化による疾患のレメディー ●母性が乏しい ●家族にイライラと当り散らす
●育児で疲れて子供の面倒を見たくない ●促進剤の害だし ●分娩中の絶望感
●カーッと熱くなる高熱 ●妊娠中の生殖器のかゆみ、カンジダ症の分泌物 ●子宮の下垂

Secale 200c
●体内の老廃物の解毒 ●分娩の長く続く収縮のためボーッとしている ●胎盤剥離促進のために打つ新薬の副作用に 
●産後の子宮収縮を助ける ●たくさんの子供を生んだ人の産後の痛み ●落ち着きがない

Thiosinaminum 200c
●胎盤内癒着、手術後の癒着 ●骨髄の活性化 ●卵巣のう腫の癒着、筋腫の癒着
●傷跡、瘢痕 ●メニエール病 ●リンパ節の肥大 ●動脈硬化 ●直腸の狭窄

RX-Icho 200c
胃腸の問題

RX-Haku 200c
●悪阻 ●母乳の質の問題

RX-Ute 200c
●ウテメリン解毒 ●張り止め

RX-Lac 200c
●母乳の問題

RX-Hemo 200c
●出血 ●貧血

RX-Ooda 200c
●黄疸

RX-Eiyo 200c
●栄養吸収

サポート Chi-meg 200c
●血液循環サポート ●貧血

サポート B-B 200c
●血液の浄化・新生 ●低血糖

サポート Mas 200c
麻酔の害 ●陣痛促進剤の害

2010年5月12日水曜日

妊娠9週 つわりのない日々とホメオパシー


まだまだ寝たきり。自宅安静。元気なのに!
電話がかかってきても、元気な声で「体調が悪くて」と言うのに罪悪感。
ちょうど、ベッドの上でもできる仕事が入ったので、始める。

毎日ごはんを作ってくれる旦那さんに感謝。
慣れないベジタリアンメニューも作ってもらう。
葉酸摂取のため、ほうれん草やブロッコリーをたくさん食べる。
あと海草類もたくさん摂ることにした。
グレープフルーツが食べたくなって 毎日食べる。でも、体冷えるから心配。

つわりがないのが本当に嬉しい。
血液がキレイだとつわりがないらしい。
周りの友達も、普段の生活でジャンクな食べもの、薬、ケミカルなものを使わない人は、
たいてい つわりがなかったって言う。
つわりというのは、母親の体の中の毒素が 赤ちゃんにいかないようにするために起こる解毒。
私の場合、食べ物もコスメも ほとんどオーガニックのものだからだと思う。
(コスメ類は、肌から直接血液に入るそうなので、食べ物よりもたぶん影響があるんだと思う。
 ケミカルシャンプーを使う人の羊水は、シャンプーの匂いだって よく聞く。)

そしてなにより、二度の流産と、先日摂ってた解毒のホメオパシーのおかげだと思う。
自然流産のために摂ってたレメディなのに、ホメオパシーは必要なことにしか作用しないから、
赤ちゃんが元気だと知って、逆の効果を発揮してくれた。
出血させるために摂ってたのに、まったく逆の止血作用にまわってくれた。
なんて素晴らしい自然の力。

2010年5月5日水曜日

妊娠8週 自宅安静


自宅安静が始まり、外に出られない日が続く。
買い物も、郵便局も銀行の用事も なにもかも旦那さんにお願いする。

つわりもどきは完全になくなったのに 高温が続くせいか、暖かい日が続くせいか、
温かいご飯が食べたくない。
おにぎりにしたり、玄米サラダにしたり。
プチトマト、りんごばかり食べてる。
食欲はあるので、元気!

私が赤ちゃんの存在に気づいてあげれたからか、
お腹がチクチクチクチクする。痛くはないんだけど。
工事が始まった!ってかんじ。
でも、未来がある 嬉しい痛みだから 笑顔でいられる。

人生初の白髪を一本発見!!
きっと流産だと分かったときにできたんだろうなあ...

寝たきりなので、一日に一冊 本を読破。

日本から、ホメオパシー医学協会の由井寅子さん著『ホメオパシー的 妊娠と出産を送ってもらい、
フランスでは購入できない200chのレメディキット、『36バースキット』 も注文。
半分の量なのにフランスの倍の値段したけど、産後もずっと使えるものだし、奮発した。

そういえば、妊娠が分かる直前くらいに、毎日愛用してた買ったばかりの
アロマオイルのディフューザーが動かなくなり、お店で交換してもらった。
なんと 家に戻ると、それもまた動かない!
新品なのに、と思いながら またお店に持っていくと、なんと動いた。
また家で電源をつけると、動かない。
今思えば、妊娠初期はアロマは避けなければいけないので、そういうことだったんだと思う。
きっと使っていい時期になれば、自然とまた動くんだろうなって思う。