2010年11月18日木曜日

妊娠36週 臨月


とうとう臨月を迎えた。10ヶ月目。
問題がなければ、あと1ヶ月後には、赤ちゃんに会える。

ギリギリで引っ越しして、4日目だったこの日は、
臨月記念に、ミナコちゃんにヒーリングをお願いした。
今まで、できるだけイライラもせずに、いろんなこと乗り越えてきたせいか、
ヒーリング中に、黒いもわもわした物体がいくつか見えた。
こんな色は初めて。でも邪悪な色ではなかった。まっくろくろすけみたいな、かわいいかんじ。
どんなマイナスな感情も、すべて必要で愛おしいものだから、そう思えたのかな。
それ以外は、意識がなくなって、終わった後は、ものすごい脱力感。
きっと今まで、穏やかに振る舞ってた裏で、ちょっとずついろんな感情抑え込んでたんだと思う。

その夜は、ゆっくり新しいバスタブでお風呂に浸かって、
臨月から始めるホメオパシーのレメディ(Caulophyllum、Calc-fluor、Kali-phos)を摂って寝たら、
明け方、汗びっしょりになって目が覚めた。
熱が出た時と同じような、おでこや首から汗がふわーっとにじみ出てくるかんじ。
パジャマが大洪水。びっくり。
どれがヒットしたのか、全部が効いてるの分からないけど、その日から、デトックスが始まった。
便秘だったのが治り、驚いたのが、翌日の夜、お腹中に赤い湿疹が、出た。
いつか満月の日にも何度か出た湿疹。
今回も、同じようなかんじで、わーっとお腹だけに出て、翌日消えた。
赤ちゃんに届いていた、引っ越しまでの不安、焦りとか、忙しさ...
そんなのを解毒してくれたのかな。
すごいな、ありがとう。

新居もやっと片付いて、快適な暮らしが始まり、最後のお仕事も終わりそう。
やっと、落ちついて、入院の準備ができる。

そして、初めての助産婦さんとの両親学級に行った。
陣痛の始まりから、赤ちゃんが降りてきて、どういう順序で産まれてくるかなど、
旦那さんにもよく分かるように、丁寧に説明してくれた。
私はこの助産婦さんにお願いしたくて、産院も決めた。
9割が無痛分娩のパリではたぶん結構珍しく、できるだけ自然にお産させてもらえるから。
出産時は、どんな体勢でもよくて、とにかく自分の望むお産を尊重してくれる。
必要であれば、ホメオパシーも出してくれる。
妊娠中のケアのアドバイスも、WELEDAだったり、マクロビよりの食事法だったり。
とても自分に合ってるし、なにより日本人であることを分かってくれてる。

入院してから出産前の陣痛室では、陣痛に乗り切れるよう、
自分がよりリラックスできる部屋にしてよくて、
照明やアロマ、音楽、食べ物、なんでも好きなものを持ち込んでいいみたい。
部屋を見せてもらったら、眺めの良い30㎡くらいの部屋に、大きなきれいなバスタブもあった。
産後の部屋は、もちろん赤ちゃんと、旦那さんも24時間いっしょの部屋で、
お風呂もシャワーも付いた個室。
一泊300ユーロもする豪華な部屋だけど、全額保険で返ってくる。
おまけに、偶然にも引っ越した新居から、徒歩5分もかからない。
入院も退院も、きっと徒歩。笑

そんなこんなで、ますます出産を目の前にして、じわじわと実感が沸いてきた。
注文していた布おむつも届いた。
赤ちゃんの肌着も揃った。
お腹が頻繁に張ると不安になるようになってきたけど、
それ以上に、たのしみ。
お腹の下の方で、コニョコニョ動いてポコポコ浮き出てくる小さなお手てを、
もうすぐ、この手でしっかり握れるんだから。

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