2010年11月4日木曜日

妊娠34週 プレゼント


最近、引っ越しや仕事のこと、いろんなことが気になってか、全然寝付けなかった。
前の日が寝不足でも、お布団に入ると、目がぱっちり。
やっとウツウツしても、寝返りを打つのにも一苦労だし、トイレは近いし...
でも、バッチフラワーの夜用レスキューを摂るようになってから、
かなりぐっすり、すぐに寝れるようになった。

アパートの契約を済ませ、無事入居した。
引っ越しは、今週末の新月の翌日。
奇跡の土壇場入居だったけど、もうひとつ、何か意味があると思ったのは、
アパートの大家さんが、たった2ヶ月前に、生後2ヶ月の赤ちゃんを亡くされたこと...
そんな辛い状況の方から、これから出産する幸せいっぱいの私たちに、
笑顔で家を貸していただけることを複雑な気持ちながら、これもなにかの意味だととらえた。
何が起こっても、例え私たちに同じことが起こっても、しっかり受け止めよう。
すべては赤ちゃんが選ぶべき道。

パリもあちこちで紅葉に染まってきて、去年の今頃、
素晴らしい日本旅行に行ったことを思い出した。
東京での展示会を終え、熱海、宮崎、高千穂峡、京都の旅、
そして、故郷の愛知での10年ぶりの同級生たちとの再会。
パリに移ってからの10年間の中で、一番楽しくて、素直に日本が好きになったことを感じた旅だった。
そして昨年9月に旦那さんと行ったモロッコ旅行も、
思い出すだけで涙が出そうになるくらい、とにかく意味のあるものだった。

どれもこれも、5月と8月に一瞬降りてきて去っていった小さな生命のおかげ。
そのまま妊娠継続していたら、仕事も、行きたかった旅行も、すべてなかったものだった。
あの時の天使は、今お腹にいる赤ちゃんなのか、別の魂なのか、分からないけど、
当時は辛くてしょうがなかったけど、今になって、彼らに素晴らしいプレゼントをもらったんだと気づく。
みんな、ちゃんと役割があって、やってきたり、離れていったりする。
だから、これから何が起こっても、すべてに感謝していけるような気がする。

去っていく魂たちは、必ず誰かに何かを与えるために降りてくる。
それをちゃんと受け取ってあげないと。
"楽しい嬉しい"と同じく、"悲しい寂しい"感情だって、与えられるもの。
必ず、なにかを学ぶ。
立派なプレゼント。

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