2010年12月9日木曜日

妊娠39週 前駆陣痛


予定日が過ぎちゃった。

お腹の赤ちゃんがおもいきり下がって、今までにない恥骨痛や腰痛、

膀胱あたりがキリキリ痛んだり、重いと感じる位置がますます下の方になり、

椅子に座ると、お腹がよいしょと太ももに乗っかるようになった。

お腹の上の方は、すとんと平らになって、胃が元の位置に戻った。


ギリギリまで片付かなかったお仕事も、やっと一段落。

外は寒いし、家に一人でいるので、出産前に会いたいと友達がたくさん会いにきてくれる。


お互いの両親からも、そわそわ、電話やメールが来る。

仕事がまだ終わってないと伝えた父からのメールで、なんだか心からホッとした。

「人間は生まれるときも死ぬときも、

 その時期を面倒みてくれる周りの都合にあわせてくれるから、

 心配ないよ。安心して待っていればいいよ。」



39週の日記


126

日曜の夜、新月に入ってすぐ、待っていたかのように、お腹がカチカチに張り出した。

もういつ生まれてもいいので、横にもならず、家事をして過ごし、

夜寝る前にヨガをしたら、キュウ~っと絞られるような子宮伸縮があった。

今までおとなしかった赤ちゃんも、全身を使って、頭をぐいぐいと骨盤?に、押してるかんじ。

うっすら寝て、明け方、久しぶりに生理痛のような鈍痛と、腰痛がして、

1時間に何度もお腹の張りと収縮が。そして、お腹がゴロゴロ下る。

起きていても不規則な収縮が続いた。前駆陣痛!

それから無性にお腹がすいて、朝ご飯を2回、お昼ご飯を2回食べて、

きれいなエネルギーと交換。そして、とにかく眠くて眠くて寝た。

「今、充分食べて、寝とけよ~」って言われてるみたい。

ちょうど旦那さんも仕事が休みで、そんな私の姿を見ながら、ハラハラ緊張してるようす。

私はいたって冷静でのんびり笑ってるのに、旦那さんの顔は引きつり始めた。笑

このまま陣痛に変わって、夜あたり、産院に行くかな、と思っていたけど、遠のいてしまった。

今日は、きっと心の準備の日。

と、思ってたら、夕方からまた前駆陣痛。

お腹が張るだけで、全然痛くない。 ちょっきり15分置きに。しかも6時間も。

お風呂に入って遠のくと本物の陣痛ではないと聞いてたので、お風呂に浸かったら、遠のいた。


127

やっぱり昨日は新月のもとだったせいか、今日はまだ調子がいい。

引き続き、前駆陣痛はあるけど、慣れてしまって、間隔を測るのもやめた。

朝起きて、少しヨガして、瞑想して、お腹に手を当てて赤ちゃんを感じてみたら、

赤ちゃんと繋がった気がして、私の中でよくここまで大きくなってくれたね...とお腹を愛撫したら、

なんか、ここまで来れたことが嬉しくて嬉しくて、ボロボロと涙が出てきて止まらなかった。


昼から、産院へ、最後の両親学級に行く。

助産婦さんに、日本なら臨月に入ったら毎週検診で、そのつどエコーもするんだよと話したら、

びっくりしてた。私なんて、来週に1ヶ月ぶりの検診があるだけ。

しかも「それまでに生まれなければね~」と笑って予約とっただけ。笑

妊娠中合計3回の最後のエコーは1ヶ月半前ので終わり。

でも、ちょっと前駆陣痛のせいで、子宮口がどうなってるか知りたかったので、診てもらうことにした。

そしたら、子宮口は柔らかくなって、開きかけてるとのこと。

そして「赤ちゃんの頭が、すぐそこにあって、しっかり下向きに、いい位置に固定されてるよ、

パーフェクト!もうすぐ!」って。わお!

やっぱり。助産婦さんは、まだまだだと思ってたらしいけど、私はもっと早いと思ってた。

赤ちゃんがぐいぐい下に降りてきてるのが分かってたし、胎動も少なくなってたから。

「恥骨あたりや腰が痛むなら、あまり動かずに。

お腹が張りやすいから毎日お風呂に浸かってね」と言われた。

張り止めを処方しようか?と言われたけど、もしそれがストレスならね、と言うので、断った。

自然のままにいたい。張ってくれるから、私はそれに従って休んだりできる。


帰り道にスーパーに行って買い物とかしたけど、足の付け根がキリキリして、

思うように歩けなくなってた。

膀胱の上あたりにおもりをのせられてるかんじ。

体がなまるのは嫌だけど、外出は最小限にして、家の中で動こうと思う。


義母と電話で話してたら、なんと次男は予定日の1ヶ月後に生まれたそう。

ちょっと昔までは、そんなに待ってくれたんだ。びっくり。


128

家のネットが繋がらなくなり、外は大雪だし、少し買い物に出たはいいけど、

足下が滑るので、すぐ帰って家にいた。

信号のない横断歩道でおろおろするのが怖かった。

とにかく眠くて眠くて、肩こりのような頭痛、まさに生理の前のかんじ。

寝たり、掃除したり、ヨガしたり、本読んだり、久しぶりにおもいきりごろごろした。


129

とうとう予定日。

旦那さんが大事な仕事があるので「これが終わってからにしてね~」

なんてお腹に語って家を出てく。

昨晩からまた頻繁に前駆陣痛。でももう慣れちゃった。

36週から週に1回摂るホメオパシーのレメディ"Caulophyllum" を摂ったら、

いつものごとくお腹がゴロゴロ。

しかも腸も子宮もまるごと全体を絞られるような収縮が起こって、

本を見たら「子宮上部の収縮を促進させる」とあった。

本当にビンゴ!

それからまたものすごくお通じがいい。まずはこっちをお産しなきゃだ。笑


"熟した柿の実がなっているときには、そよ風が吹いただけでポトッと落ちる。

そして落ちた木のつけ根は枯れてる。

落ちるべくして自然に落ちるときには、そよ風程度で落ちるのです。

でも3日後に落ちる予定の柿をいま食べたいと思うと、もぎとらないと落ちてこない。"

(ホメオパシー的妊娠と出産 由井寅子著)


そんなレメディ。

私の柿ちゃんは、そろそろ熟すかな...

0 件のコメント:

コメントを投稿