2011年12月18日日曜日

1歳

娘の響花(おとは)は1歳を迎えました。
もうすっかりbébéではなくて、立派なenfantへ。
このブログもこれを機におしまいにしようと思います。
妊娠してから綴り続けた日記、妊婦生活から素晴らしいお産を体験し、
本当に愛おしい大切な思い出になりました。
これからは本ブログのほうで、たまに娘の成長をお届けします。
ありがとうございました♡


Yui 12/12/2011

2011年12月12日月曜日

生後11ヶ月



-体重8580g 身長70cm11ヶ月+2日)
-ヨチヨチ歩きから、テクテク歩きへ(たまに走ったり)
-ハイハイは全くしなくなった
-歯ぎしりをする(1週間くらいで終った)
-夜中の授乳が少なくなった
-動物を見ると(ぬいぐるみでも)「わんわん」
-「トコトコ」「トカトカ」「カーカー」
-「パチパチ」「プチ」「おっぱぃ」と言う
-音(携帯とか)が鳴ると「プー?」と反応する
2度目のあと追い
-片付けてあるものを、ポイポイ出しまくる
-頭をヨシヨシしてくれる
-ほっぺに手を当てて、おいしいおいしいをする
-ボタンを指で押すのが好き
-ハンカチで鼻を拭く
-クレヨンで紙(ちゃんと紙の上に)絵を描く
-インフルエンザにかかった(40の高熱、喉の腫れとくしゃみ、鼻水)

家の中をヨチヨチ歩きからテクテク歩くようになった。
歯もしっかり4本生え揃い、とにかく声や体を使って、常になにかを表現してる。
ますます宇宙語みたいなのを1日中話してる。
でもどれもこれも、私たちの話す言葉を真似たようなもので、
理解できる言葉、発せる発音も多くなった。
頭を使った行動も日に日に多くなり、賢くなってきた。
本当に、脳みそが忙しそうー!!そのおかげで眠くなるとコロっと寝るようになった。

歯が生え揃う段階で、歯ぎしりをするようになって、少し心配だったけど、
それは正常で、必要なことみたいで、よかった。
固いおせんべい(米粉の)も食べれるようになった。
バリバリ音を立てて食べるのが楽しそう。
授乳中に歯で噛まれるよ~と聞いていたけど、
生え始めに本当に何度かされただけで、それ以降は全くなしでホッとした。

今まで豆腐、味噌汁など、大豆のものを食べると湿疹が出ていたので、
少し様子を見てたけど、また少しずつあげ始めたら、大丈夫になってきた。
少しずつ食べて体を慣らしてるかんじがすごくする。
お豆腐や味噌おじやなども大好きでパクパク食べる。よかった。

そしてこの時期の私の生活の半分の時間は、「片付け」で過ぎたとおもうくらい、
とにかくいろんなものをポイポイ出しまくって、部屋中が散乱..
タンスを自分で開けて靴下を出したり、キッチンを荒らしたり、
片付けても片付けても追いつかず。お母さん、へとへと!
ほとんど家の中では二人でいるので、怒ってしまうことも多くなった。
なんか静かだな~と思って浴室を覗くと、いつも私が触って欲しくないと言ってる
もの(いつも娘が触りたくてしょうがない)を、
少し触ったり、離したり、取ろうとしたり、やめたりして躊躇してた。笑 
お風呂に入る時に「危ないから触らないよ」という温水が出るレバーにも、
手を横に振って、私がいつもするように「しないしない」する。
「やってはいけない」がずいぶん分かってきた。

「わんわん」と言うのが大好きで、なにを見ても(特に人形)「わんわん!」と言うのに、
本物の犬が苦手で、鳴き声と突進してくる大きな体にびっくりして、まだ慣れず。
外で犬の鳴き声がすると、それが「わんわん」だということも分かってきた。
ある日、夜中に何十分も大泣きして、"わんわん泣く"んじゃなくて、
「わんわん」と言いながら泣いてたので、「わんわんの夢見たの?怖かったの?」と聞いたら、
急に安心したようで、それまでずっと泣いてたのがピタっと止まってすやすや眠った。
言葉が話せるようになると、こちらも娘のこと理解できることが多くなって、おもしろい。

「おっぱぃ」と言えるようにもなった!
欲しい時もそうでない時も、言いながらニヤニヤ笑う。笑
夜中に起きると「おっぱぃー」と欲しがる。
自分のしたいこと、言葉で表現できるようになってきて、楽しそう。
それから「プー?」と相づちしたり、音に反応して(携帯やパトカーの音がしたとき)
笑わせてくれる。それがかわいくて、ついつい私も口癖になってしまった。

ちょっと関心したのは、「よしよし」と「おいしいおいしい」をちゃんと区別して、
「よしよし」と言うと、私の頭を撫でてくれる。
「おいしいおいしい」と言うと、自分のほっぺをとんとんする。
似てる言葉発音だけど、ちゃんと分かってる。
ぬいぐるみにも自分から、よしよししてあげたり、
そこに優しい気持ちが存在していて、いつも感動する。
授乳中にも、私の頭をよしよしと撫でてくれる。
それがものすごく嬉しくて、お互い一番の癒しの時間。
二人で撫であいっこしたりもする。
産後直後は授乳が苦痛でしょうがなかったのに、今は本当に至福の時。
もう数ヶ月もしたら、この時間がなくなってしまうのが残念。
母が子離れしたくなーい...!

ボタンを押すと音楽が流れるおもちゃ本が半年くらい前から大好きで、
今まで自分の手のひらをのせて、偶然押せたボタンの曲が流れる、というかんじだったのが、
やっと指を使って、好きなボタンを押せるようになった。
位置を覚えれるようになったらしく、16個もボタンがあるうち、
1個のボタンだけを押して同じ曲を繰り返し聞くことができるようになった。
そして曲によってダンスが違う。
「あたまかたひざぽん」は、両手で頭を触る。
「むすんでひらいて」は、両手をパチパチする。
「いーとーまきまき」は、両手をぐるぐるさせる。(でも手は開いたまま。笑)
やたらノリノリになる曲とかもいろいろあって、見てて楽しい。

パジャマのボタン(ホック)をするとき、私がいつも「プチップチッ」と言っていたら、
ある日いっしょに「プチ」と言うようになった。
今じゃホックを見るだけで「プチ」と言う。
笑えるのが、ホックじゃなくボタンを見ると「おっぱぃ」と言うこと。笑

また新月の日に生理が来た。産後再開して3回目。
で、やっぱり娘の機嫌が悪くなる。
新月だからか、生理のせいか。不思議...
ちょっとだけ体に湿疹もできてた。これもどちらが原因かは謎。
やっぱり生理は3日で終わって生理痛もない。産後、やっぱり軽くなってる。

私の背中痛は一向に良くならないので、
夜中に添い乳したまま寝てしまうのとベッドの狭さが原因と分かっていたので、
部屋は狭くなるけど、娘用にマットレスを買った。
これで広々と寝れるようになった!快適~!娘も快適そう。

あと数日で1歳という時に、インフルエンザになった。
40近くの高熱が出て、鼻水が止まらず、くしゃみと咳が出て、本当にかわいそうだった。
食欲もなく、2回嘔吐もして、布団の上でぐったりしている姿にはさすがに不安になった。
私は自然療法のみで乗り越えたかったんだけど、夫が初めての高熱に少しパニックになり、
ホメオパシーなどで様子を見る時間もないので、夜中にSOS Medicinを呼んだ。
やはり座薬とDriplaine(解熱剤)やら鎮痛剤、咳止め、嘔吐止めなどいろいろ薬を処方され、
おむつ1枚で裸にして寝させなさいと言われた。さすがに半袖シャツは着せたけど。
ドクターが帰った途端、ぼーっとしてた娘は突然元気になって遊び始めた。
やっぱり私たちの心がホッとしたからだと思った。
「どうしようどうしよう」は伝わる。焦ったら、余計に調子も悪く見えてしまう。

翌朝になっても熱は下がらず、迷ったあげくDriplaineだけを一度だけ与えてみた。
するとスーッと熱は下がって、らくになったらしく、元気いっぱいになって遊び始めた。
ベッドでトランポリンをしたり部屋中ぐるぐる駆け回ったり...
本来、元の病気と闘うために、安静に体を休めてエネルギーを蓄えるべきなのに、
そのための体力をどんどん消費して、目はギンギンに冴えて寝てくれない。
動いて食欲も出たのか、お粥を食べずにパンを食べたり。
食欲がない時はお腹を休める合図なのに、それすら狂ってしまって、逆効果。
高熱の時は病気と闘う時間。自然治癒力に任せた方が治りは早い。
やっぱりお薬はあげなきゃよかった...と思った。
夕方、薬が切れてきた頃、疲れ果ててコロっと寝て、また高熱が出て、ぐったり。
これの繰り返しでは、風邪は長引く。
病人は病人らしく寝てくれてた方がいい。仕事があるわけじゃないんだから。

今回、生まれて初めて、ご飯をいらないと言ったのにはびっくりした。
今までどんな時も、ご飯だけは大好きで食べたがるのに、
お野菜も玄米クリームも、ぽんせんも、りんごの葛煮も、口の前で手で払い避けた。
食べたそうに手で掴んで口に入れるけど、固形物だと分かった時点でペッと吐き出す。
玄米クリームや、ドロドロに潰したもの、液体のものは食べる。
不思議。消化に悪いものは本能的に拒否するよう。
消化のいい母乳は何度も欲しがるので、110回くらいあげた。
不安で甘えてるのもあったと思うけど。
数日間は、大根おろし入り玄米クリーム(にんじんや玉ねぎを擦りおろしたり)と、
すりりんご、葛湯、干し椎茸と大根を煮たスープなどを飲ませた。
調子がよくなってきてから、徐々に固形物もいつも通り食べるようになった。

病気から何日か、とても機嫌の悪い日が続いた。
喉の痛みや鼻づまりのストレスとかが溜まってるようなかんじ。
心だって、毒抜きをしてあげないと。
大人は人に相談したりできるけど、まだ話せない子供って、
反り返って癇癪を起こしたり、泣いたりするほか、手段がない。
ホメオパシーを選んで与えたら、1時間くらい号泣した後、ぴたっと泣きやんで笑って遊び始めた。

彼女にとって、生まれて初めての高熱、初めての薬(着色料、イチゴ味!)、
初めての下痢(薬をデトックスするためにそうなると思ってたら本当になった)、
初めての食欲不振で、きっとびっくりしたはず。
こうやって免疫をつけて、ますます強い子になっていく!
そして私たちもいろいろ考えて学ばされた出来事だった。
何度も何度も言うけど、子育ては親育て。日々実感。そしてますます強く思う。